3分で解説『若返りスイッチをONにする食べ方|オーガスト・ハーゲスハイマー』

書籍:若返りスイッチをONにする食べ方|オーガスト・ハーゲスハイマー

今回レビューする書籍は「若返りスイッチをONにする食べ方|オーガスト・ハーゲスハイマー」。

内容は簡単いうと、プチ糖質制限に加え、アルカリ天然水(pH)、無農薬野菜、またはたっぷりの葉物野菜で体内のクレンジング(アンチエイジング)を目指す内容。意識高い系の女性が好みそうなイメージの書籍。

まぁ一冊ぐらいなら購入してもよいかなぁという感じ。次はないかな。

著者|オーガスト・ハーゲスハイマー(August Hergesheimer)

 

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著者はオーガスト・ハーゲスハイマー(August Hergesheimer)氏。1962年生まれでなんと現在57歳!確かに若く40歳前後ぐらいにみえる。

栄養化学博士として、アンチエイジングレストランやサロン、スキンケア製品をプロデュースしている。ただ「栄養化学博士」で検索するとオーガストさんしか出てこないけどとういった学位なのだろう・・。

個人的に、この手の著者(医者ではなくアンチエイジング商品の販売を生業にしている)はビジネス臭がプンプンするので好きになれない。本書でも感じるが、「サプリメントはカラダを酸化させる」と強調するわりに、「自社製品は良い」といった宣伝が目立つ。

この1冊で、著者のアンチエイジング論のは十分に学べるので、読んでみる価値はありそうだ。ただAmazonレビューにもあるように内容はどれも同じなので、買い足す必要はないだろう。

ここからは本書を通じて勉強になるポイントをまとめてみる。

大豆製品は健康食品ではない

大豆の反栄養素(アンチニュートリエント)のイラスト

大豆製品を食事の中心にしているひとは注意したほうがいい。

全ての豆にはアンチニュートリエント(反栄養素)と呼ばれるファイトケミカルが入っていますが、大豆にはその成分がほかの豆に比べて何十倍、何百倍も多く含まれているのです。

引用:若返りスイッチをONにする食べ方

反栄養素とは、栄養の吸収を阻害する成分でミネラル(カルシウム、マグネシウム)、亜鉛の吸収や、タンパク質の吸収を阻害するまさに反栄養素成分だ。

粗食系の健康本ではタンパク質摂取のために、「大豆」を中心とした食生活を推奨しているが、そこには反栄養素の説明が抜けおちている。

反栄養素は水に溶けるので、大豆の搾りカスである豆乳は、毒の飲み物と思っていただいて構わない。また男性の場合はイソフラボン(女性ホルモンの働き)があるので、まず飲まないほうが良い。

僕は糖質制限をしているので、タンパク質摂取が必要になるが、肉を中心としていて、豆腐なんかは湯豆腐のようなたまのメニューとして使っている。レギュラーにすべきでない食品だ。

なお、反栄養素は「発酵」の過程で分解されるので、「納豆」や「味噌」、「醤油」はOK。注意点として安い味噌や、醤油は発酵の過程を省いているので注意したい。

納豆を食事のレギュラー化する場合は、スーパーで売っている安いタイプを1週間賞味期限切れにすることで、大豆の毒素(反栄養素、糖質)を分解するので安心だ。別に賞味期限が切れても腐らないので問題ない。

野菜は1種類でもいい

野菜は1種類で良いという。このあたりはいいね。

緑の濃い野菜を食べるのは、体内のクレンジングのため。食物繊維とクロロフィルが豊富に含まれている野菜であることが大切なのです。(中略)いちばん色の濃いものを1種類でいいので、たくさん買ってくればいいのです。

引用:若返りスイッチをONにする食べ方

著者にとって、野菜を食べるべき理由は体内のクレンジングにあるようだ。特に青みの濃い野菜には毒素の排出を促がす「クロロフィル」を多く含むと言う。なので野菜は「1種類」だけでも良いという。

クローブをかじる

アサイーやラズベリー、ブルーベリーなど抗酸化力が強いといわれている食品は数多くありますが、クローブは突出して強いというデータがあるのです。

引用:若返りスイッチをONにする食べ方

もともと香辛料には抵酸化力が高いことが知られているが、クローブは特に強いようで、著者はそのままクローブをそのまま噛み砕き飲み込むという。

インドネシアやインドでは一般的な口直しの方法のようだ。個人的にはとても興味があるのだが、続かないだろうなと思う・・。

糖は食べてもよい

著者は糖質が老化の原因と言い切っているが、本人はパスタが大好物のようで、ランチのみ半分食べているようだ。(朝、夜は糖質制限)

とはいっても、アンチエイジングのため最初の数ヶ月は完全糖質制限で通し、ある程度たったところで軽くお茶碗一膳のごはんなら食べてよいという。意識高い系プチ糖質制限みたいな感じだろうか。

卵のルテイン量に関して、納得いかない記述もあったので紹介していく。

老化を予防するルテインがいちばん豊富に含まれているのが卵(卵黄)です。次に多いのはホウレン草ですが、1位と2位の差にかなり開きがあるので、卵を優先的にとることをお勧めしています。

引用:若返りスイッチをONにする食べ方

ルテインとは目の老化原因である、「活性酸素」や「紫外線」のリスクを抑える成分。

ルテイン含有量のイラスト100gあたりのルテイン含有量。

残念ながら卵のルテイン量がホウレン草を超えるという資料は見つからない。おそらく、卵がトップというのは過剰表現だと思われる。ヨードラン光が自社の公式HPで発表している値が「1.50mg」通常なら0.5gだという。どうころんでもホウレン草には及ばないだろう。

まとめ|『若返りスイッチをONにする食べ方』の感想

お洒落な食生活で意識が高い系の女子が好みそうな内容だ。

たしかに著者自身メッチャクチャ若いので、参考になる部分も多いのだが、ビジネス臭がプンプンして僕には受け付けないよ・・。

巷のサプリをつるし上げにして、自社製品は高品質という内容は悪いけどくだらんね。